ヒナの育て方
ブリーダーさんから譲り受けたりたまにはペットショップでもお目にかかることがある、インコちゃんのヒナ。その愛くるしさから、すべておうちに連れて帰りたい衝動にかられる方もいると思います。(←管理人はそうでしたw) でもその前に、いったん冷静に考えてみて・・・・・本当に育てることができるのか?時間の余裕があるかなど………いろいろ問題が出てくると思います。
もし、これからインコちゃんのヒナをお迎えする予定のある方や、お迎えしたいと考えている方に少しでも参考にしてもらえればと思い書いていきます。
他にもインコが快適に暮らすためにという記事も書いてあるのでそちらも参考にしていただければ幸いです。
ヒナのための快適な環境作り
本来、親鳥が育てなければいけない時期(生まれてから3か月の間)の前にインコちゃんをお迎えする場合は、何より一番大切なのが環境を整えるという事です。
暖めてくれる親や兄弟が周りにいないヒナはすぐ体が冷えてしまいます。(あまり羽がないので……)そうなると最悪の場合、死につながります。
そうならないためにも、温度を保つようにヒーターが必要になってきます。(温度の上がりすぎには注意)また保湿も大事でプラケースなどで飼育する場合は飼育ケースに水を入れた器などを入れておいた方が良いでしょう。
さし餌以外は薄暗くなるようにカバーをかけておいた方が良いでしょう。ヒナの時はすぐ体調を崩します。何かいつもと違うと思ったら専門医に相談するようにしてください。
〇インコのヒナの温度管理のポイントとしては、個体差にもよりますが、温度は26~30度くらいが理想で、湿度も65%位が理想になります。こまめに温度計でプラケースの中の温度をチェックするようにしましょう。
ヒナの環境作りで最低限必要なもの↓
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プラケースはお近くの100均の物で構いません。しっかり空気穴あるもので用意してください。
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ヒーターはしっかり用意しないといけません、成鳥になっても必須アイテムです。温度設定付きのサーモを準備すると温度管理が楽になります。
他には家にあるチラシなんかをプラケースの底に敷いてあげればいいと思います。
さし餌の与え方
インコは生後20日~90日頃までは親鳥からさし餌をしてもらい育っていきます。この時期に親鳥がいない場合や、早めにお迎えした場合、親がわりに人間がエサを与えて育てます。
ヒナの時のエサには、ムキアワと栄養バランスの取れたパウダーフードが必要になります。パウダーフードのみだと栄養が偏りますし、ムキアワだけだと栄養が足りなくなってしまいます。最初のうちはムキアワ多めにパウダーフード少な目の比率でだんだん慣れてきたらパウダーフードを多めにしていくといいでしょう。
エサの作り方↓
①ムキアワを必要な分だけ水に浸しておきます。目安は20分ぐらいです。
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②水を切り、お湯でムキアワを温めていきます。この時の温度は熱湯ではなくて60度ぐらいがベストです。
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③ムキアワが温まったらお湯だけ捨てて、パウダーフードを足していきます。(最初はフード少な目で慣れてきたらフード多めに)
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④だいたい混ざったら60度くらいのお湯を足してドロドロにしていきます。(大体一日置いたカレー位ww) 40度ぐらいまで冷ましたら与えても大丈夫です。熱いままだとやけどするのでしっかり冷やしてください。ただ冷やしすぎるとヒナは食べないので……最初は慣れるまで難しいかもしれませんが40度は守ってください。
ヒナが育ってきたらだんだんお湯の量を減らして硬めにしていくといいでしょう。
◆与え方の基本◆
与えるタイミングとしては3~4時間ごとに与えてあげるのがベスト、ヒナのうちはそのうが見えるのでそのうが空になってるなぁ……と思ったら与えてあげてください。
生後一か月頃まではだいたいこの感覚で与えていきます。 まぁ腹が減ったらだいだいピィピィなくのでわかりますww 慣れてきたら与える回数をだんだん減らしていってみてください。
さし餌に必要なもの↓
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スプーンや器などは家にあるものでも構いません。
あとスプーンではなくスポイトタイプもあるみたいですが、管理人はインコちゃんに使ったことがありません(;・∀・)文鳥さんはスポイトタイプですけどね( *´艸`)
さし餌から一人餌の切り替わり時
生後30日から50日ぐらいを目安に徐々にさし餌を少なくして自分で食べる、一人餌に切り替えていきます。自分から食べるようにプラケースの底にムキアワや混合シードなどを入れていきます。あと大事なのがペレットです、ペレットも必ず入れてあげましょう。栄養価が高いというのとペレットに慣れさせるためです。
自分で食べてる様子があったら徐々にさし餌の回数を少なくしていきます。この時期は体重チェックはこまめにしてください。もし、体重が減ってるようであればさし餌をもとの回数にしたり、他にも元気が無くなってきたなどの様子が見られたらすぐに専門医に相談してください。
だんだん慣れてきたら止まり木なんかも入れるといいでしょう。止まり木からエサを食べる練習にもなります。
問題なく成長してきたらさし餌をやめ一人餌に切り替えてください。
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自作でも構いませんが。色々作ってみてください(^^♪
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